リアルタイムでFS(フリースケーティング)が観れなかったので、ネットの文字情報では状況がよく分からなかった。
『もの凄いリカバリーで失点を小さく抑えた』と読んでも、ニワカの私には凄さがピンと来ない。
そこで、フジテレビのHERO’Sにて放送された羽生選手のセルフ解説から、『凄さ』をたどって理解を深めてみる。
【FS(フリースケーティング)前の状況】
羽生選手はSP(ショートプログラム)で4S+3T(4回転サルコウ+3回転トウループ)が抜けて、2S+3T(2回転サルコウ+3回転トウループ)になってしまい、トップとは6.08点差で3位になった。
トップのネイサン選手は直近のアメリカ国内戦(全米選手権)で5本の4回転を跳んで優勝している。
ネイサン選手は今大会でFSの要素予定で4回転4本と申請していたらしいが、体調が悪くなければ世界選手権のおよそ1か月前の今国際大会では、必ず5本は跳んで来るだろう。自信と実績を積むチャンスだから。
212.08 がその全米選手権でのネイサン選手のFSのスコア。
この点数は参考得点だが、(212+6=218)218点を羽生選手が出せれば自力優勝が確実になる。
羽生選手の今季はNHK杯の 197.58が最高得点。
この時は4S+3Tで4Sを回りきっての転倒。コンビネーションに出来ていない。
4S+3TのVB(基礎点:ベースバリュー)が16.28。
(4S:10.5、3T:4.3、後半ジャンプ1.1倍加算→10.5+4.3=14.8×1.1=16.28)
NHK杯はここが4.09しか取れていないので(16.28-4.09=12.19)12.19取りこぼしていた。その分を単純に上乗せすると(197.58+12.19=209.77)209点<218点!
基礎点が取れただけでは超えれない計算になるが、ノーミスした場合は評価点(GOE)・演技構成点(PCS)も加算されるので、足らない9点程度は追加できるだろう。なのでノーミスに近い演技が必要になってくる。
しかし、ノーミス演技などは実際そんなに出来るものではないようだ。スケート人生で数回と元選手が語っているのを聞いたことがある。
ニワカ素人のザックリ計算だけど218点に近い点数なんてだせるのか?
ネイサン選手の得点も、国際大会なので同じ演技をしたとしても、もう少し下回って出るかもしれない。そうすると218点でなくてもOKかもしれない。
羽生選手のFS前の曲かけ練習でも4Sのコンビネーションジャンプが決まらなくなっていた。(単独ジャンプや曲なしでは決まってるのに。)
本番でコンビネーションジャンプが修正できるのか注目していた。