世界選手権の後、国別対抗戦に羽生選手が出場することになった。
この試合は、「ここが頂上だと思って山を登ってきたら、この先にまだありました。」という感じかもしれない。
頂上の世界選手権にピークを合わせてきた選手たちは、もう一度最後の気力を振り絞って戦うことになる。
国際スケート連盟(ISU)の規定で、ランキング上位選手は出場を求められている。
賞金が出る、世界選手権で悔しかった思いを晴らせる、枠取りのプレッシャーが無いのでパーソナルベストが出やすい、トップ選手の演技がサクサク観れることもあって日本のフィギュアスケートファンが集結して熱い声援がどの国の選手にも送られる、などのメリットもある。
得点もポイントに換算されて、国ごとのチームの合計ポイントで争う。
パーソナルベストが出れば公式記録として残るので、「気楽にやって良い結果が出れば儲けもの」の気持ちで海外選手は来ている雰囲気がある。
が、日本選手はそうもいかないのかもしれない。主催国だし、ゴールデンタイムの放送だし。。。
羽生選手は「ノーミスしたい」と大会前に話していた。
特にSP(ショートプログラム)の『Let’s Go Craizy』は、ノーミス出来ていなかった。
世界選手権の後でも「感覚は良いのにミスをした」と語っていたので、好調を維持できていれば可能かもしれなかった。
国別のSPの日は、プリンスの命日の前日だった。SNSではこの事がちょっと話題になっていた。
羽生選手は2つのジャンプでミスをしてSPは83.51点で7位になった。
演技後「プリンスの命日の話を知っていた」とコメントしていて、曲やプログラムへの愛着が裏目に出たようだった。