24時間テレビのアイスショー放送で夏が終わる

8月26日に日本テレビ放送の『24時間テレビ』で羽生選手のアイスショーが放送された。本放送も勿論なのだが、ファンとしては翌日放送されるニュース番組『every』で舞台裏などが特集として放送されるので、そちらの方が楽しみだったりする。

羽生選手が小児喘息である事は、雑誌や新聞で記事になった事が何度かあるので、特別隠していた事ではない。ただ、その事をテレビで自分の口から語ったのは初めてかもしれない。


本放送と『every』で「ヘルシンキ世界選手権の2週間前にも発作が起きていた。」のは、ファンとしてはまさかの告白だった。何となく、「今はそこまで喘息は酷くないんじゃないかなぁー」と思っていたファンは多かったと思う。

“曲かけ(通し)練習は全然出来ない。痛くなるし、息吸えないし。追い込んでいくと、どうしてもそうなる可能性は高いので。でも、そこまで追い込めてるんだなぁとポジティブに考えてました。

四大陸選手権から世界選手権までが約5週間だったので、筋肉の回復・修復~追い込みまで丁度良いスパンかなぁと想像していた。羽生選手本人は『発作』を『追い込みバロメーター』の様に考えているようだし、もしかしたら『発作による追い込み停滞期』も見込んだ練習スケジュールを組んでいるのかもしれない。

“僕たちは普通の感覚を知らないっていうか、これが普通って思っています。”


本放送では短かった、少年との練習シーンも『every』では長めに放送された。級取り(バッジテスト)の課題の2Tの指導と演技を羽生選手が観ていた。

2Tが課題という事は、4級を目指しているのかな?

4級が取れると『ノービスA(11歳以上13歳以下)』の試合にエントリー可能。『ジュニア(13歳以上18歳以下)』が6級、『シニア(15歳以上)』が7級。ちなみに全日本選手権は7級で、地方ブロック大会から勝ち上がっていかなくては出場は出来ないので、なかなかの狭き門。

羽生選手が観ている目の前で、照明バチバチの中で少年は演技を披露。『これ以上の緊張状態は無いだろう』の状況を経験して、級取り本番はリラックスして臨めるんじゃないだろうか。


『言えないよ』のジャンプ構成は4T2本と3A。8月16日の『かめ太郎真夏の氷上カーニバル』での演技と同じ構成だったので、それも想像しながら観れて良かった。

ショーの照明は、距離感が取りづらくてジャンプなど難しいと聞いたことがある。私は基本どっちでも良いのだが(観れるだけで満足)、ただトレース(滑った跡)が照明のお陰で見えやすいのは気に入っている。暗闇の中、エッジの軌跡が白波の様にスーッと浮かび上がっていくのは観ていて気持ちがいい。飛び上がったときに飛び散る氷粒もショー照明だと見えやすいので、演技にそれが使われていると嬉しい。2015-2016シーズンのEXプロ『天と地のレクイエム』は飛び散った氷の粒が美しかった。

“せっかく(少年が)観ているし、目の前でやるんであれば、やっぱり難しい事をやりたいなぁと思ってましたし、僕が多分小さい頃にそういう演技を見たら、もの凄く勇気がもらえるし、もの凄く(少年が)練習に向かって良いイメージが付くと思った。”

確かに、あの『ギュルルン4T』をあんな特等席で観ちゃったら2Tのイメージがハッキリ脳に焼き付くだろう。


フィギュアスケートに関心のない一般男性の家族が「炎上してるらしいね」と言ったので、「あらら、半周しちゃったぁ?」と思った。

炎上している論点と放送内容が別物だったので、正直『もらい事故』という感じがしている。ただ、半周(ネットもスマホも操れて、オオモトを確認できる層)から一周(噂をへーと受け取る層に)まわる間に、勘違いする人が居そうで嫌だなぁと思っている。

できれば、本放送を違法動画だろうが何だろうが、とにかく観てねーと思っている。観れば、羽生選手の思いは解るハズだから。

 

かめ太郎真夏の氷上カーニバルが終わる

神奈川区制90周年記念事業『かめ太郎真夏の氷上カーニバル』に羽生選手が出演するニュースは、ファンの情報系SNSで知った。横浜市から配布される地域ニュースには載っていなかったので驚いた。

神奈川区HPのシンプルで自治体っぽいお知らせページを読むと、横浜銀行アイスアリーナに普段通っているちびっ子向けに告知されれば良さそうな、小さなイベントだった。

地方自治体のイベントなら大してニュースにはならないだろうから、テレビ神奈川で流れるか、神奈川区の報告ページでレポートが出てくれば良いなぁと思っていた。ただ、羽生選手の地元でのモニュメント設置式典に多数の応募があった前例もあるし、既にかめ太郎(誰だよ?)にも94組の募集に821通の申し込みがあったらしく『おおごと』になっている様子だった。

結局は各局ニュースで取り上げられ、イベントの様子を知ることが出来た。テレビ神奈川の視聴率も、跳ね上がっているかもしれない。


エキシビジョンのプログラムは『花になれ』だった。通常の照明の中で演じていたからか、4T、3A、4Tの全てのジャンプは決まっていた。

以前の『花になれ』の印象は、儚い・強がっている真っすぐな少年な感じだったが、今回のものはジャンプ構成やスピンの切れからも、もう儚さや強がりは無く『花になりました。なれますよ!なりましょう!』という印象だった。

“羽生選手、実は新フリーSEIMEIをやりたかったそうですが、前日に帰国したばかりであきらめました。直前の練習で3Aや4Tもミスしていましたが、本番ではジャンプ三つとも成功という集中力”

朝日新聞スポーツ部記者 後藤太輔氏のツイートより

確かに5クワドのSEIMEIをやるつもりだったら、2クワド3Aでも『楽』な方だったのか。リスフランの状態が良さそうで何より。

スケート教室の映像も流れて「もしかしたら修造みたいに熱血スケート塾になっちゃうかな?最後は子供も保護者も皆で泣いちゃうとか?」と、スポコン状態の羽生選手を危惧(期待?)したが、参加ちびっ子は初心者が多かったようで『優しい羽生先生』だった。

オリンピックシーズンのFS(フリースケーティング)がSEIMEI再演と発表された3

9日の公開練習から5日が経った。

SNSを覗くと『SP・FS共が再演』の衝撃は、少し落ち着いてきたようだ。「新プロ観たかった」と思っていた人も「とは言っても応援するけどね」「よく考えたらいい選択だ」に落ち着く人もいれば、「チートだ!横綱相撲だ!挑戦すべきだ!」って人も居たり。


羽生選手は戦績だけ観ると、ここ数年は金と銀しか獲っていない。普段スポーツニュース程度で、試合をガッツリ観ていない層には『勝って当たり前』レベルの選手に思われているんだろう。

実力はトップレベルなんだけど、試合をリアルタイムで観ていると勝って当たり前の試合なんてひとつも無かったし、ヒヤヒヤの連続だった。よく聞く『スポーツの残酷さ』と言う言葉を、運動音痴な私でもちょと実感できるようになった。


羽生選手の公開練習のニュースも週末を超え一段落した。

ファンは各局のニュースに流れる、細切れにされた練習映像をセッセと録画する。その中に『4T-3Tタノ(両手上げ)』がシレっと含まれていて、ファンの間で衝撃が走っていた。

85人とか90人とか言われるトロントに大集合した取材陣の中に、実行されたジャンプの希少性が解る人は居なかったんだろう(私も解る自信はない)。スタジオの誰もその事には触れず「頑張って欲しいですねぇ」とほのぼのしていた。


一番端折りが少ない記事が出た。Webスポルティーバより抜粋

“4回転ルッツも跳べますし、練習でもそこそこやっていますけど、今はそれを入れようとは考えていないですね。今のこの構成でしっかりきれいにまとめること。とはいっても後半に4回転を3本入れているから去年より確実に構成は上がっています。その意味でも、まずはひとつの『SEIMEI』をしっかり完成させたいなと思っています”

  まずはひとつの『SEIMEI』を  

早いうちにノーミス演技が出来てしまえば、『ふたつめのSEIMEI』もありえるのか?シーズン途中の構成上げも視野にある?なんて考えは、先走りすぎだろうか。

ベースボール・マガジンの想い出

「羽生選手のインタビューを詳しく掲載している雑誌がある」

と知って、バックナンバーまで買った『フィギュアスケート・マガジン』。

発行元は株式会社ベースボール・マガジン社。学生の時に友人が購入していたので聞き覚えがあった。


友人はプロ野球選手でアンダースロー投手の大ファンで、ベースボール・マガジン発行日には、いつも駅で購入して登校して来た。その球団と縁も所縁もない県在住だったのに、なんでその子がファンになったのか聞いたかもしれないけど覚えていない。

私は小遣で本を買うなら漫画派だったので、ユニホーム姿の野球選手表紙の雑誌を小遣いで買い、休み時間にニコニコ読んでいる友人の姿は印象的だった。ニュースやスポーツ新聞では巨人の記事が大半だったから、パ・リーグのその選手の情報を得るにはベースボール・マガジンが頼みの綱だったのだろう。羽生選手のインタビュー全文読みたさに『フィギュアスケート・マガジン』を買っている今は、当時の友人の気持ちが良くわかる。

友人は昼休みになると、午前中に読み込んでピックアップしておいたオススメの文章を、弁当を食べる私に披露してくれた。キャンプ中の選手の様子を時系列順に詳細描写するだけの『番記者記事』の存在を、その時初めて認識した。

その時はそういう編集がされていない記事の貴重さが解っていなかったが、羽生選手のファンになった今はとてもありがたい。


ベースボール・マガジン社の記者は、羽生選手の取材で現地に行くとマスコミ関係者から『文字テロ』と呼ばれているらしい。

それまでのフィギュアスケート雑誌界では『綺麗な写真多め+編集したインタビュー』というスタイルが定番で、フィギュアスケート・マガジンの『(写真はイマイチでも)選手がやった事言った事を密着全力レポート』という雑誌は黒船的存在だったのかもしれない。

フィギュアスケート雑誌が『インタビューを編集して掲載する』のは紙面のスペース上仕方が無いだろうと理解もできる。でも『フィギュアスケート・マガジン』のお陰で、(故意か過失か)編集でインタの印象が変わっている雑誌はSNSで指摘される。ネットニュース・記事も同様で、アクセス数稼ぎが目的のキャッチーな発言を殊更強調したものも指摘が入る。

羽生選手は「話が長い」と自分で認めているので、まぁ全文掲載は無理だろうが、あんまり端折りすぎて真意が伝わらない編集は私は好きじゃない。全部読んで自分で分析したいので、私は『読みテロ』なんだろう。

オリンピックシーズンのFS(フリースケーティング)がSEIMEI再演と発表された2

「SEIMEIか。」

  • SP(ショートプログラム)がバラ1再演だった事
  • SEIMEI再演の噂が流れていた事

この2点から「心の準備はしておこう」と思っていた。

なので「やっぱりかぁ。」と「これは、スケオタ界隈が荒れそうだなぁ。」と言うのが私の感想だった。


私の感情

羽生選手は「オリンピック連覇して、体が動く時期にプロに転向したい。」と以前から語っていた。つまりは今季のプログラムが最後の競技プロになってしまう可能性がある。羽生選手が演じられるプログラムの種類は無限大に感じているので、新しいプログラムでの新しい羽生結弦を少しでも多く観たい。

プロになっても新しいプログラムは創るだろうが、それがテレビで放映される事は少ないだろう。


私の理性

ソチからこの3年半、羽生選手のモチベーションは『ソチFSのリベンジ』だった。SPは完璧に演じられていたのに、FSは自爆。次に演じたパトリック・チャン選手が普通に演じていれば負けていた。結果は自爆合戦で、SP逃げ切りで金メダルだった。“オリンピックの魔物”にFSで捕まってしまった。つまり羽生選手は“オリンピックの魔物の正体”を知っているのだ。

その“魔物”に負けない方策を、この3年半試行錯誤していただろう。その答えが『過去の最強プログラム再演』だった。

現地に居た人(本田武史氏だったか?)が「ソチの最終グループの6分間練習は全選手が変だった。同じ様な場所に固まってジャンプをしていた。他に空いているスペースがあったのに。」と言うような事を語っていた。

ソチのFS前日のスケジュールも最悪だったとブライアンは著書で書いている。平昌も厳しいスケジュールになると予想していて損はない。つまり『オリンピックは素人が考える以上に過酷な舞台』なんだろう。

それならば、今取り払える不安要素を徹底的に排除しておくのは当たり前。真4回転時代に突入してソチ以上に技術を安定させるのが先決で、新曲に手を出して「オリンピックまでにまとめなきゃ」なんて悠長にやってられないのが実情だろう。ここからオリンピックまでは、如何にケガも病気もしないでピークを合わすかの『体力勝負』になるだろう。


今の私は理性が優勢。

フジヤマ・ゲイシャ・ニンジャ以外の日本文化の多様性を羽生選手がオリンピックで披露するのは楽しみだし、羽生SEIMEIが魔物を調伏(じょうぶく:祈祷(きとう)によって悪魔・怨敵(おんてき)を下すこと)したら文句なくカッコイイじゃん。

オリンピックシーズンのFS(フリースケーティング)がSEIMEI再演と発表された1

羽生選手の拠点、トロントクリケット・クラブ恒例のメディア・デー(公開練習)が8月8日に行われた。


メディア・デーとは、韓国のキムヨナさんがいた時に行うようになった『練習の公開取材日』。当時キムヨナさんの韓国メディアからの注目度が凄すぎて、合同取材日を設ける事で各メディアの取材合戦から選手・関係者を守るのが目的(クラブは会員制で通常は関係者以外立ち入り禁止)。

羽生選手の日本メディアの注目度は年々増えていて、オリンピックシーズンの今年は95人の取材陣がトロントに集まったらしい。


メディア・デーがいつになるか、ファンたちは予想していた。羽生選手の8月の予定は『かめ太郎真夏の氷上カーニバル』と『24時間テレビ』が既に決まっていて、過去の事例から8月第1週が濃厚と予想されていた。

そして、ベースボールマガジン社Webで詳細なスケジュールがわかった。

“現地時間の8月8、9日に行われる羽生結弦の公開練習に合わせ、7日までに本誌を含む日本の報道陣が大挙、現地入りしている。(中略)8月8日はまず11時からブライアン・オーサー、トレイシー・ウィルソンの両コーチと、振付師のシェイリーン・ボーン、デビッド・ウィルソン両氏が囲み取材に対応。羽生は14時半から1時間、さらに17時から1時間の氷上練習を行い、夕方の練習後に囲み取材に応じる。”

「現地時間の8月8日って、日本時間だと??」

計算では8月9日の0時がコーチの囲み取材で、羽生選手の囲み取材が9日7時。『どのタイミングで伝わってくるのか?』の予想の仕方で寝るタイミングが決まる。昨年はフィギュアスケートのとある雑誌社のツイッターが第一報で、夜中の3時前だったらしい。

「寝るか。」

早く知っても、遅く知っても半日の差だし。。。

ウツラウツラとしては1時間毎に目が覚めてSNSチェックして寝る、を繰り返した。

結局は9日8時前に『SEIMEI再演』が報じられた。

来期のSP(ショートプログラム)を考える2

国際スケート連盟コミュニケーション第 2089 号(2017-2018 シーズンにおける価値尺度(SOV),難度レベル(LOD),GOE 採点のガイドライン)に、

「プログラム・コンポーネンツ
指針として,転倒または重大なエラーを含む演技にはどのコンポーネンツに対しても 10 点を与えるべきではない.」

追加的な諸注意が明記された。

例えばジャンプで転倒していても、演技構成点で10点を付けるジャッジが今まではいた。「転倒ジャンプは技術点でマイナス判断しておけば、演技構成点はそれと切り離してプログラム全体が良かったら10点付けたって良いんじゃないの?」と言う考え方だったんだと思う。

今後はそういう評価は無くなって、極端に言えばノーミス演技でなければ10点は付かなくなるよ、ということかなぁと読んでいる。

「重大なエラー」はスピンやステップに関しては少なくて、レベル落とし(予定レベル4→実行レベル3)程度なんかもセーフかと。転倒・タッチダウン・つまづきが「重大なエラー」と取られそうかな。

ジャンプに関しては、実行ジャンプが予定ジャンプと変わった程度は「重大エラー」にはならなくて(そうでないとリカバリーしても挽回できなくなってしまう)、回転不足や踏み切りエッジ違反などが「重大エラー」と見なされそう。

“エラーに対する GOE 確定のためのガイドライン”から『-3になるエラー』=「重大なエラー」に当てはめて考えてみているが、実際の試合でどうなるのか。

「見た目ノーミスなのに10点でないなぁ、しぶいなぁ」か「あのエラーでも10点でるんだぁ、ラッキー」か、それとも「あの諸注意文、全然機能してないじゃん」ってなっちゃうか。

羽生選手が世界選手権帰国インタビューで「全体的にノーミス演技が増えると思う」と予想をしていた。そのとおりにノーミス演技がザクザク増えても、この諸注意文が変に効きすぎると、高い演技構成点が出づらい事になるかもと思っている。


素人ニワカには、衣装も気になる。ルールと違って取っつきやすいし口も出しやすいので。

バラ1、2シーズン目の「脇に金」を足した衣装は、評判はそんなに良くないようだった。

「金が欲しい」と熱望する金マニアの羽生選手を、多くのファンは知っているし「そこまで金入れますかぁー」と理解しつつも、バラ1の雰囲気に合っているかと問われれば。。。

「黒でスケスケー」とか「真っ白でヒラヒラー」とか色々な希望をSNSで見かけるが、個人的には今までのバラ1の衣装(ふんわりブラウス+サッシュベルト+ベルベット黒パンツ)を刷新するデザインならば良いのではと思っている。

来期のSP(ショートプログラム)を考える1

4月23日に『世界フィギュアスケート国別対抗戦2017』が終了してからこの8月まで、「シーズンが終わるとフィギュアスケート選手達は何をするのか?」。

  1. 次シーズンのプログラム制作とトレーニング
  2. アイスショーに出演して活動資金調達
  3. スポンサーの要請に協力(CMなどの撮影やイベント)

この3つが大きいかなぁと思う。

羽生選手は、オリンピックシーズンという事もあってか、アイスショー出演は『ファンタジーオンアイス幕張・神戸・新潟』だけに絞ったようだ。


ショーの間、来期ショートプログラムの発表があった。バラード第1番ト短調。ファンの間では「バラ1」と呼ばれている。

2014-2015、2015-2016の2シーズン演じたプログラムで、2015-2016シーズンに110.95点を叩き出して、その後誰も超えていない。

真・四回転時代をシレっと乗りきったバラ1の110.95点。ジャンプは4Sと4Tと3Aだった。技術点61.81+演技構成点49.14=110.95。

圧倒的な演技構成点が効いている。SPの演技構成点満点は50点。49.14って、ほぼ満点ですから。。。

4Loを搭載した前シーズン『Let’s Go Crazy』では、ノーミスが無かったので羽生選手本人でも超えれなかったのが残念。

「バラ1に4Loを足しちゃえば(技術点を上げれば)、最強プログラムだよねー」と言うのが、羽生選手の『金メダル作戦その1』なのだろう。「金メダル取る事しか考えていないんで」と数年前のインタビューで語っていた通り。

「3シーズン目で、ジャッジに飽きられちゃうのでは?」「挑戦的でないと思われて、点数は辛いのでは?」と言う意見もある。

ニワカの私には「ジャッジは相対評価しないのだから、それは(建前として)無いでしょう?」と思っているが、実際はどうなるか?ジャッジも試合毎に違う(被る事はあるけど)。

そもそも「どんだけジャッジの記憶力を優秀だと思っているのか?年間どんだけのプログラムをジャッジしてると思う?」とも。まぁ、過去の記憶は美化されガチではあるが、『Let’s Go Crazy』のその前のシーズンの演技を克明に覚えてるジャッジなんていないだろう、と楽観的に思っている。


シニア選手は『次シーズンのプログラム制作』を遅くとも※10月までに完成させる(ジュニア選手はシーズンの始まりが早い)。

※調整試合としてISUチャレンジャーシリーズ(ランキングに成績反映)やその他の国際大会(カレンダーコンペティション:ランキングに反映されない変則的な大会が多い)に出場する選手はそれに合わせる。

ショート、フリー、エキシビションの3プロ。それぞれの音楽編集・振付をして滑り込み、しっくりこなければ手直し。同時進行で衣装制作。

SPがバラ1になった事で、恐らく音楽編集は省かれると思う。『新プロを1から作るよりは楽』と言ったら失礼かもしれないが、もろもろ余った労力を演技の習練に次ぎ込める、と言うメリットも考えられる。